第4回論文の書き方ワークショップ

 2016年12月11日に、岡山大学にて論文の書き方ワークショップが開催されました。このワークショップも3年目を迎え、一昨年と昨年は、学術論文の書き方をテーマとして、講演と演習を中心とするプログラムで実施しました。特に昨年は、大阪と熊本の2会場での開催を試み、多くの方々に参加していただきました。今年度は、昨年度からは少し趣向を変えて、論文の書き方だけではなく研究方法にも重点をおき、近年、我が国の社会科教育研究にも取り入れられるようになった質的研究の方法について学ぶ企画にしました。質的研究については、特に若手の研究者がそれを積極的に取り入れており、注目すべき成果を報告されています。そこで、副題を若手研究者のチャレンジに学ぶとして、新進気鋭のお二人の研究者を招いてお話をお聞きしました。その概要は以下の通りです。

【日時】 2016年12月11日(日)13時~
【場所】 岡山大学教育学部本館4階401教室
【講師及び内容】
講演1
「質的研究を論文化するためのコツと課題(1)―教師研究を手がかりに―」
講師:村井大介先生(筑波大学 特任研究員)
講演2
「質的研究を論文化するためのコツと課題(2)―評価研究を手がかりに―」
  講師:岡田了祐先生(聖徳大学大学院 講師)
ワークショップ 「質的研究論文を分析し、工夫を読み取ろう!」

 当日は、学生、院生、現職教員など約40名の参加がありました。村井先生、岡田先生共に、ご自分の経験を踏まえつつ、質的研究の方法論の本質を分かり易く語ってくださいました。調査計画の立案から、実際の調査、さらにはその結果の分析、論文の執筆に至る一連のプロセスに関する内容は、随所で言及される苦労話とともに参加者の関心を大いに惹きつけました。講演後のワークショップでは、参加者が、現職教員を対象とする研究と子供を対象とする研究の二つのグループに分かれて、ご講演の内容をふまえて、それぞれが現在取り組んでいる研究の中で直面している課題を挙げながら議論を深めていきました。年末の忙しい時期ではありましたが、講師をお引き受けくださったお二人の若手研究者と、集まって下さった参加者の皆様に感謝申し上げます。(岡山大学 桑原敏典)

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第66回全国社会科教育学会
研究大会のお知らせ
日程:
2017年10月28日(土),29日(日)
場所:
広島大学教育学研究科

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