Journal of Social Studies Education in Asia(JSSEA) vol.13 におけるお詫びと訂正のお願い

2024年10月25日

全国社会科教育学会 国際会員各位

The International Social Studies Association (ISSA)会長 溝口和宏
全国社会科教育学会会長 梅津正美
JSSEA 編集委員長 川口広美

 時下、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて、9月下旬に、全国社会科教育学会の国際会員の皆様宛てに紙媒体でお届けした Journal of Social Studies Education in Asia vol.13 の Yukihisa Oya (大矢幸久)氏の論文” A Constitutive Principle of Regional Geographical Learning that Reconstructs Stereotypical Regional Representation in Elementary School Social Studies”におきまして、文中に不要なハイフンが約130か所表示されていることが判明いたしました。ここに訂正し、お詫び申し上げます。

 今回、不要なハイフンが表示された原因としては、次の点が考えられます。
1. 入稿時は正しく表示されていた送りハイフンが、印刷時のページ数のズレに伴い、誤って文中に表示された。印刷会社も、外国語論文の印刷に不慣れだった。
2. 編集委員会の校正過程において、不要なハイフンの存在が見落とされ、そのまま刊行された。編集委員会にも瑕疵が認められる。

 このような重要な見落としが起きた背景には、刊行のスケジュールがタイトであったことや、編集委員会の構造的な人員不足と編集委員の業務の過剰な負荷があります。こうしたミスを起こさないようにするため、今後、編集委員会ではISSA理事会と連携し、刊行スケジュール、校正に従事する人員体制及びチェックリストの見直しを諮ってまいります。ここに、あらためて著者の大矢氏及び関係者の皆様に心よりお詫びを申し上げます。

 なお、本 JSSEA は原則としてオンラインジャーナルとして刊行されているものです。ウェブで掲載される正式な論文に関しては、はじめから修正済みのものが掲載される予定です(現時点では未掲載です)。紙媒体として発行されたものは、全国社会科教育学会の国際会員120名及び編集委員会関係者と著者64名からなる計184名となります。これらの紙媒体が送付された方、すべての皆様には、今後新たにお詫び文と差し替えのお願い、大矢氏の論文の抜き刷りを送付することを申し添えます。