社会科研究(機関紙)最新号
全国社会科教育学会は、毎年3月と11月の年2回、機関誌『社会科研究』を発行し、最新の研究成果を世に送りだしています。刊行から1年以上経過した「社会科研究」につきましては、科学技術振興機構(JST)が運営する[J-STAGE]『社会科研究』第1号-第99号でPDF版を公開しています。J-STAGE未掲載号の目次は、下記の通りです。
<第102号 掲載論文>
≪特集論文Ⅰ≫
- ●学術研究としての社会科の批判的省察と新研究への展開
永田 忠道・角田 将士 - ●2010年代中盤から後半における市民育成に貢献するための新しい社会科教育研究の模索
岡田 了祐・福井 駿 - ●社会科教育学における教育研究の拡張と複合化
渡邉 巧・守谷富士彦・大坂 遊
≪特集論文Ⅱ≫
- ●社会科教育における「評価」のアプローチの特徴と課題―教育評価と教育測定を視点として―
井上 奈穂・松村 謙一
≪研究論文≫
- ●多様な価値観を調整するグローバル市民の育成を目指す社会科授業構成の原理と方法―新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策について考えさせる単元開発を手がかりとして―
周 星星
≪書評≫
- ●加藤寿朗・梅津正美・前田健一・新見直子著『子どもの社会的思考力・判断力の発達と授業開発―歴史的分野を中心として―』
藤瀬 泰司
<第101号 掲載論文>
≪特集論文≫
- ●社会科教育研究における低学年社会科の廃止及び生活科の新設に関する研究の動向―1980~1990年代における議論の類型とその特質に着目して―
山本 銀兵
≪研究論文≫
- ●授業における「良い雰囲気」と学習者による学びの意味づけの関連性―高等学校における1年間の「公共」カリキュラムを通じて―
大山 正博・新 友一郎
≪萌芽論文≫
- ●社会科教育における「省察」の概念分析―民主主義に基づく「省察」の概念的枠組みの提案―
奥村 尚
≪追悼≫
- ●森分孝治先生を偲んで
梅津 正美 - ●岩田一彦先生を偲んで
草原 和博
<第100号 掲載論文>
≪特集論文≫
- ●社会科教育学研究の方法論の確立を目指して― 多彩な研究の萌芽から「原理研究」の創造へ ―
溝口 和宏 - ●学術研究の萌芽と展開の中での社会科の相生と相剋
永田 忠道 - ●「授業の事実志向」による社会科教育学研究の存在価値
角田 将士・伊藤 直之 - ●全国社会科教育学会の拡大期の『社会科研究』はどのような視座を社会科教育研究にもたらしたのか?
福田 喜彦
≪研究論文≫
- ●社会科教師の子ども観の形成に関する事例研究― 子どもの日記に対する長岡文雄の言説の分析から ―
漆畑 俊晴