社会科研究(機関誌)
全国社会科教育学会は、毎年3月と11月の年2回、機関誌『社会科研究』を発行し、最新の研究成果を世に送りだしています。刊行から1年以上経過した「社会科研究」につきましては、科学技術振興機構(JST)が運営する[J-STAGE]『社会科研究』第1号-第93号でPDF版を公開しています。J-STAGE未掲載号の目次は、下記の通りです。
- ●成人教育論に基づく社会科研修プログラムの開発―カンボジア教育省の教科書開発者を対象に―
守谷 富士彦 - ●教師が論争問題の指導を避ける要因は何か―九州・中四国地方の公民科教師を対象とした統計的事例研究―
𠮷田 純太郎 - ●授業実践研究の視点からの新社会科期の再評価―Elliott Seifによる質的研究方法論の導入―
渡邊 大貴 - ●新谷和幸『概念カテゴリー化学習の理論と実践-小学校社会科カリキュラム開発を視野に-』
胤森 裕暢 - ●古田雄一『現代アメリカ貧困地域の市民性教育改革-教室・学校・地域の連関の創造-』
渡部 竜也 - ●外部人材と子どもの熟議を促す社会科授業構成の原理と方法―地理的分野「地域に届けるハザードマップ」の開発と実践を通して―
井上 昌善 - ●論争問題学習に取り組むために教師教育には何が必要か―D.E.HessとJ.L.Paceの研究アプローチの分析を通して―
岩崎 圭祐 - ●「困難な歴史(Difficult History)」をどのように探究すべきか―「批判的社会文化的アプローチ」による歴史授業デザインの変革―
小野 創太 - ●学習文脈は高校生の歴史授業に対する意識にどのような影響を与えるか?―多様な進路に対応したクラスを設けるX高等学校を事例として―
西村 豊 - ●子どもの社会参加を促進している学校カリキュラムとは何か―ICCS調査を応用した中学生への質問調査から―
小栗 優貴、堀井 順平 - ●M.R.グレゴリー,J.ヘインズ,K.ムリス編, 小玉重夫監修, 豊田光世, 田中伸, 田畑健人訳者代表『子どものための哲学教育ハンドブック―世界で広がる探究学習―』
谷口 和也 - ●自律的政策提案を促す小学校社会科授業構成―興味の発達に着目した社会問題の自覚化をとおして―
長川 智彦 - ●費用便益分析を批判的に組み込んだ小学校公民学習の開発―公共事業の経済的な理解をめざして―
松浪 軌道 - ●伊藤 直之『地理科地理と市民科地理の教育課程編成論比較研究-イギリスの地理教育における市民的資質育成をめぐる相克-』
井田 仁康 - ●宇都宮 明子『新しい歴史教育論の構築に向けた日独歴史意識研究-構成的意味形成を図る日本史授業開発のために-』
原田 智仁 - ●斉藤 仁一朗『米国社会科成立期におけるシティズンシップ教育の変容-社会科の誕生をめぐる包摂と排除,両義性-』
小田 泰司 - ●ダイアナ・E・ヘス(箸)渡部竜也、岩崎圭祐、井上昌善(監訳)『教室における政治的中立性-論争問題を扱うために-』
桑原 敏典